歴史資料を探し出すのは至難の業です
つながりやルーツを見直される今…
NHKで今までめったに取り上げられることがなかった幕末や維新後の徳川側の動向などがドラマになったり「ファミリーヒストリー」が放送されたり近年は歴史がひそかなブームです。
古くから土地に根付いて何代も続く旧家ならともかく、戦後新たな土地で家庭を築いてきた新世代にとって、家の歴史やそれ以前のルーツに興味がわいても転居前の記録をとどめたものはほとんどありません。
興味がわいて史料を探し始めたけれど「膨大すぎて」「砂浜で一本の針を見つけるような作業」にすぐに壁にあたってしまったという声を多数聞きます。
先祖が江戸末期に何をしていたか知りたい
過去帳が手元にあるのだけれど、その先祖が何をしていた人なのか知りたい、一説では幕臣だったと言われている。調べてほしいという依頼がありました。
お持ちのものは典型的な過去帳で江戸末期ころからのご先祖様のご戒名とご本名がわかるものでした。そこで、住んでいた場所やご子孫はその後どういう職業に就いていたかなど、さらに、幕臣といわれるご先祖様に関して、何らかの記憶や口伝が残っていないかなどを聞き取り、調査を開始しました。
その結果、武鑑の中にお名前を見つけることができ、何代前からその役職に就かれていたか、それ以前はどうだったかなど、さらに数代前まで遡れた旨をご報告させていただき、大変喜ばれました。
資料収集実績
国立国会図書館
国立公文書館
国立国文学研究資料館
北海道立文書館
東京都立中央図書館
福島県会津若松市立会津図書館
京都府綾部市図書館
長野県伊那市立図書館
長野県伊那市立高遠町図書館(旧高遠町立図書館)
釧路市立図書館
練馬、豊島、新宿、江東、日比谷図書館など都内の区立図書館
立正大学、東京藝術大学ほか大学付属図書館
伊那市創造館
岩内郷土館
余市水産博物館
東京文化財研究所
など、全国対応多数